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「生きものは、なぜ呼吸をしているの?」呼吸の大切さを知り「肺」を労わる

時が経つのも早く、秋分を迎えました。今年はとても、秋らしいですね。この時期は季節の変わり目で体調を崩しやすい時です。五行説では、秋に関連する五臓は「肺」で、五季は「燥」です。つまり、乾燥に気を付けて、十分に肺をケアしましょう!と言うことですね。

「生きものは、なぜ呼吸をしているのか」

私の脳裏に最初に浮かんだのは、「息をしないと死んじゃう…」でしたが… 

みなさんはどう考えますか?

教科書的な回答は、「エネルギーを体内で作るため」。食事をしてエネルギーの元となる栄養素を取り入れていますよね。しかし、酸素がないとエネルギーが作れないのです。酸素がないと火が点かないように、酸素がないと栄養素を燃やして体内でエネルギーが作れないのです。そして、エネルギーがないと各臓器を動かし続けられないのです。

つまり、生きていられません。

また、エネルギーを作ったあとに生成される二酸化炭素を呼吸で体外に出さないと、血液が酸性に傾き命に関わります。これはとても重要なこと。この血液ガス濃度やpHなどの異常な変化を感知する中枢が、脳内の橋(きょう)、延髄というところにあります。ここで危険を感知して、呼吸の「早さ」や「深さ」を変えることで調整しているのです。無意識に呼吸をしていますが、生命に直結することが、毎日、いや毎秒、行われていると言うことです。

呼吸の仕組み

先ず、呼吸をすると空気は鼻から入り、喉を通り気管支、そして肺に入ります。

鼻と言えば、どのような働きをしますでしょうか?鼻には鼻毛があり、ここを通過することで、塵や埃などが取り除かれ、外界の空気は34-37℃、湿度100%程度に調整されます。そして不要なものは鼻水で洗い流されます。鼻の次に咽頭(いんとう)と呼ばれる所を通りますが、ここでは「扁桃」と呼ばれる免疫機構が備わる組織があります。扁桃腺炎を起こしたことがある人は多いと思いますが、病原菌と戦ってくれている証です。その次は喉頭(こうとう)と呼ばれ、空気の通り道を確保するために、軟骨組織が現れ、空気の通り道は筒型になりはじめます。ここまでが上気道。病院で上気道炎とカルテに書かれたときは、鼻腔~喉頭の間の炎症が起きていると言うことです。

続いて上気道を通った空気は、気管、気管支、肺(肺胞)と繋がります。下気道と呼ばれる部分です。気管から左右の気管支に別れて、末端になるほどものすごく細かく枝状なり、最終的にはブドウの房のような袋状の肺胞(はいほう)に繋がります。この肺胞と毛細血管との間では酸素と二酸化炭素の交換が行われており、肺胞全体の表面積はテニスコートほどと言われています。ブドウの房のような形にすることで、表面積が広くなり、広ければ広いほど、たくさん酸素の交換ができますよね。

気管支が炎症を起こせば気管支炎、肺が炎症を起こせば肺炎と言うわけですが、重篤な肺炎を起こしてしまったときは、酸素と二酸化炭素のガス交換ができなくなり死に至ることがあります。コロナでエクモ(ECMO_体外式膜人工肺)という言葉が出てきたと思いますが、エクモは肺に変わり体の外で呼吸の代わりを行ってくれる医療機器です。

ここまでにお話ししたよう、肺は鼻(口)を通じて外界と繋がっているのです。つまり、病原体が入り込むリスクは高いのです。そのため、みなさんの体には、そのリスクに対してきちんと防御機構が備わっているのです。鼻毛でブロック!、鼻水で流す!それでも入ってきたら扁桃で戦い、気管支と肺胞では抗体反応で撃退する免疫機構が働きます。何重ものバリアがあるのです。

日本のお城をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。いくつもの門があり、敵を迎え撃つ仕掛けが至る所に備わっている。攻め込んでも、本丸にはなかなか到達できない感じですね。それだけ肺は重要で、守らなくてはならない組織なのです。

空気をきれいにして加湿を行い、加えて抗菌、抗ウィルス。まさに生まれ持った自前の空気清浄機。しかも静音。とっても高機能です!大切に使いたいなと思いませんか?

秋の養生

漢方では、肺の機能に「宣発」という機能があり、身体の内側から外側に「気」や「水」を行き渡らせて、皮膚に潤いを保ちます。また外邪を跳ね返す衛気(えき)を主に皮膚まで届け、生体防御のバリア機能を高めます。つまり、肺の機能が弱まると、皮膚の潤いがなくなったり、このバリア機能も弱まったりして外邪が体内に侵入しやすくなります。ですので、特にこの時期は「燥邪」対策としての「肺」のケアはとても大切です。これからどんどん、気温が下がり乾燥していくので、潤いを与えるものを意識するとよいでしょう。五行でいうと、秋の五色は「白」です。大根、白菜、長ネギ、山芋、白ゴマなど、白い食べ物を意識して食事にプラスしてみるといいですよ。すでに出回っていますが、梨も肺を潤す食材です。おいしいですよね。お薦めです。

陰陽では、これから陰が深まっていきます。活動的に過ごすというよりかは、自分の中の静けさを大切にするといいですね。深呼吸は自律神経を整えるので、一日数回深呼吸をする時間を取り入れてみてはいかがでしょうか。また、秋の夜長に瞑想をしてみるのもお薦めです。深呼吸は意識を集中させ、潜在意識にアクセスしやすくさせてくれます。

無意識にしている呼吸ですが、一生続けていくものです。最期まで健全に働いてもらうためにも、たまには「肺」を意識して労りをもってメンテナンスしてあげましょう。

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