16Sep

親を選んだ理由に思いを巡らせる
魂の学びは色々と課題がありますが、親の存在はとても大きく学ぶべきことは深いです。
本当は親を選んで生まれてきていると言われますが、これは霊的に分かる人しか気づけなかったり、ヒプノセラピーのセッションで退行し、その時の事を思い出したりしないとわからないと思います。
しかし、そうでなくても想像してみることは、誰にでもできますね。両親との関係が良好な方、そうでない方、どちらもいると思いますが・・・
あなたはなぜ、お二人を選んだのでしょう。
何を学ぼうとしてきたのでしょう。
関係が良好でない場合は、なおさら選んだ理由が分からないですよね。いずれにおいても、その二人との特別な繋がりを感じませんか。
人生を左右する親の存在をどう受け止めるか
親ガチャという言葉がありますが、子供は親を選べず、親で人生が左右される事を意味しています。確かに親の経済的事情や容姿、死別や離婚等が子供に大きく影響することは明らかです。
もっと裕福だったら・・・
お父さん・お母さんがいてくれたら・・・
もっときれいなお母さんだったら・・・
優しい親だったら・・・
まともな親だったら・・・
両親に対して色々と不満に思っていることは、誰にでもあると思います。
しかし、その状況をどう捉えるかは、子供により異なります。例え同じ兄弟でも、受け止め方は違ってくるのです。
原因は親にあるかもしれませんが、結局生じたことに対して、子供側(受け手)が “どんな” 感情を抱くかです。
カルマは感情などの心の状態が大きな要因となり執着に至った結果、形成されます。負の感情に固執せずに流せればいいのですが、支配され執着してしまうと、カルマを生み同じようなトラブルを繰り返し、カルマ通りの人生を引き寄せてしまいます。
例をあげると、小さいころから親がいなくて辛かった、寂しかった想いに執着してしまうと、頼れる(依存できる)パートナ―を無意識に求めてしまい、束縛系、モラハラ系の依存させたい人、支配したい人といった波動の人ばかりを引き寄せてしまいます。
その他には、親から虐待、ネグレクトを受け、ずっとずっとその恨みに執着していると、自ら親にエネルギーのフックをかけていることになり、結局離れられなかったり、ことあるごとに思い出してしまったりと、辛い感情を何度も味わうことが起こります。
ご自身の波動が変わり、霊的な進化をしないと、繰り返してしまいます。目に見えない霊的エネルギーレベルの問題なので、原因には、なかなか気が付きにくいです。
霊的進化のために必要なステップ
良縁のカルマであれば、お互い力を合わせより高みを目指して生けると思いますが、悪縁の場合は、お互いに向き合い問題に対峙していかなければなりません。
親子間のカルマはとても根深いものがあり様々ですが、過去世で裏切ったり裏切られたり、敵対していることが見受けられます。抱えている親への負の感情が、現世でそこまで原因がない場合は特にそうです。
親子の間に負のカルマがあると・・・
・親のトラブルに、いつも巻き込まれる
・親に依存されている
・親から暴力を振るわれている、振るわれていた
・兄弟姉妹と差別、比較される
・親から愛されなかった、無関心だった
・親から否定される、認めてもらえない
・親と何を話していいかわからない
・親の束縛が強すぎる
など、様々なことが起こります。
カルマが顕現されてきているということは、課題を乗り越えて霊的進化をする可能性があるということ。乗り越えるための必要なステップが現れてるのです。
しかし多くの場合は、変わる勇気が持てずに言い訳を探して、そのままにしてしまいます。
カルマに向き合わずにやり過ごしてしまった場合は、親から子へと何世代も受け継がれ、ご自身の魂にも刻印され続けていきます。
後世へ残してもいいのか・・・
自分の魂に更に深く刻むのか・・・
ご自身の魂に聞いてみてください。
霊的進化の観点で考える
輪廻転生を繰り返す中でカルマが生まれ、そして解消しながら魂は霊的進化をしていきます。つまり過去世より、より高いステージを目指して生まれ変わってきています。
もし今の親と敵同士だったり確執があったとしたら・・・・
仕返しをするために選んだのでしょうか。
許すために選んだのでしょうか。
色々思いを巡らせてみてください。
親を選んだ理由は、様々ですが、頭で物事を考えてしまうと感情が優先し、怒りや恨みで答えを出してしまいがちです。
しかし、霊的進化の観点で考えれば、親子間にある課題の答えも見えてきます。
自分が選ぶべき答えが何なのか、どちらが、自分の霊的進化につながるのか、ぜひ高い視点で物事を見てみてください。