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マイノリティーの生き辛さを学びに変え、自分らしく生きる

今まで生きてきた中で、自分はマジョリティーだ!マイノリティーだ!などあまり気にしたことがありませんでしたが、完全アウェー感を味わい“マイノリティー”を考える機会がありました。

マイノリティーも色々ありますよね。女性の多い職場に男性が配属されてきた~とか、日本に住む外国人、逆に海外にいる日本人。LGBTもそうですし、身体に不自由のある方なども入るでしょうか。もっと細かいところまでいえば、意見が多くの人と異なることや、個性的なファッションなどもそうですね。

マジョリティー寄りだと自分にとって普通のことが世の中の当たり前になっているので、特に苦労することはなく意識することもないと思いますが、マイノリティーになると、「その個性イイね」って言われるといいですが、自分にとって普通のことが世の中の当たり前になっていないので、苦しくなることが多いと思います。

まさかのアウェー

今年の夏、キャンプのお誘いを受けました。コロナ禍であったので悩みましたが、1グループ貸し切りのキャンプ場であったので、屋外であれば大丈夫かなと考え参加してみたんです。誘ってくれた友人以外は初対面でした。

参加して分かったのが、私以外の参加者がアンチワクチン・アンチマスク派だったのです。それまで私の周りにはマスクをつけて行動する人しかいなかったので、マスクは付けて行動することが”普通”と思いこんでいましたが、おぉ…💦っと怯んでしまいました。

15人くらいの参加者の中で私だけがマスクをしている。まさかの完全アウェーです。アンチワクチン・アンチマスクは、人それぞれの考えでよいと思うので、それに対してはいいのですが、見えない壁であったり、自分に対してみんな何か思っているんだろうなぁ~など「完全アウェー」ってこんな気持ちになるのか~~~との学びの機会でした。

今までに電車内でマスクをしていない人や、女性専用車両に駆け込んでしまった男性がジロジロ見られていて「視線が痛いなぁ」と思っていましたが、(ジロジロはみられていませんが)意図せず似たような立場になってしまいました。しかも、みんな気が付いているのに誰一人私にマスクの話をしてこないので、「鼻毛出ているのに誰も言ってくれない」、「クリーニングのタグが付いてるのを誰も教えてくれない」みたいだなぁ…って思っていました(^^)。 と言ってもみなさん温かく、分け隔てなく接してくださいましたし、マスク不要説を諭されなかったのでありがたかったです。

10年くらい若かったら(笑)、周りの空気を読んだり一人だけ違うことができず、マスクを外して同調していたと思います。今回も最初は居心地の悪さにいたたまれず、外そうかと悩みましたが、出社する必要があったのと、そのうち気にしなくなり、ずっとマスクをしていました。

私の一人マスクでこんなにアウェー感を感じるのですから、マイノリティーの理由は人ぞれぞれだと思いますが顔では笑っていても心の中では様々な葛藤があるはずです。

理解してもらえない・・・公にできない・・・溶け込むことができない・・・自分に、周りに噓をついている・・・

多くの苦しみがあると思います。そして一人で抱え込み、孤独になってしまいがちです。

一番は「個性」として周囲に認めてもらえることですが、それが難しいなら、隠すのもあり、貫くのもあり、一番の理想形でなくても心が楽になるのなら、どれもありだと思います。私の場合、マスクを外してしまうことが一番楽でした。ただ罹患したときに誰かにうつしてしまう方が苦しいと考え思いとどまっただけです。

ただ私が願うのは、どれを選んでも心には蓋をせず自分の本当の気持ちは忘れずにいて欲しい、少しでもいいので本来の自分の心地好い状況や時間を作るようにして欲しいです。

マイノリティーのお悩みはとてもデリケートで深いです。お悩みが深いほど大きなカルマの種子があります。いろいろご苦労され悩んできたと思いますが、一旦悩むのを止めてみませんか?そしてご自身の心に尋ねてみてください。

「私はなぜこのマイノリティーを選んで生まれてきたんだろう?」と。

捨てるべき頑なな思い込みがあるのか、受け入れる心の解放が必要なのか、腹を決める覚悟が必要なのか、答えは人それぞれです。 マイノリティー であることから何に気が付く必要があるのか、何を学ぼうとしているのかを心で感じてみてください。

「なんで私だけマイノリティーなんだ!」、「なんで私だけこんなに苦しまなければいけないんだ!」という自分を責める質問のことではありませんから、注意してくださいね。

今年もあと少しです。新たなステップが踏めるよう、冬至のころまでに心と向き合うお時間を取ってみてくださいね。

違う角度から見ることで、学ぶべきことは何か、クリアすべき問題は何か見えてきます。するとマイノリティーでも自分らしく生きる、その先の道が見えてくるでしょう。

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