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Aimelka

現実を歪めた希望的観測に苦しめられる恋愛の癖

テレビを見ていて恋愛に関して、しみじみ感じたことがあります。


物事の捉え方は人それぞれ異なると思いますが、ものすごく落ち込んでいる中で、どうしてそこだけポジティブに解釈するんだろうと。


どういうことかと言うと、信じたいことだけ、都合良く捉えてしまうということです。


好きな人ができた時、相手の事が気になるのは当然ですが…

・よく目が合う

・他の人と私への態度が違う

・私にだけ優しい…

・私に気があるかも!?


あなたが見ているから目が合うのでは?あなたが年上だから、上司だから、丁寧に接してくれているのでは?っと、ツッコミたくなりました。


実際に好意を寄せられていることもあるとは思いますが、舞い上がってしまうと現実を見誤り、あらぬ方向に自ら進んでしまうので、冷静に判断する目を持つことは大切です。


また、“パートナーから嫌われたのではないか“、“もう愛されていないのかも“など、不安に思うこともあると思います。

積もった不安からの逃避


不安でいっぱいな時は、相手の一挙手一投足を敏感に感じてしまいますよね。


そうなると、一つ一つの相手の反応に揺さぶられ、あれこれと不安が増していき、思い悩みどんどん心が疲弊してしまいます。


そんな不安でいっぱいな時に、少し優しくされると、

“やっぱり気持ちは変わっていない”

“まだ愛されている”

と都合よく解釈してしまい、急に希望を持ち始めます。


すると、今まで続いていた苦しい思いを

”なかったこと”

”私の思い過ごし”

にしてしまいます。


でもそれって、一時的な安堵であって本質的には幸せではないですよね。


本当に思い過ごしのケースもあると思います。


しかしそれは、“相手を信じられない”という課題に対峙している状況です。


一方で、思い過ごしではなく認めたくない気持ちから都合よく解釈して、現実を見ようとしていないのであれば、やはりそこには乗り越えるべき課題が隠れています。


人により乗り越えるべき課題は異なりますが、


例えば・・・


・ 自分の言いたいことが言えない、聞きたいことが聞けない。

パートナーの本当の気持ちを知りたいのに、言葉を飲み込んでしまい自分の心の声を相手に伝えることができない。


これは自分の気持ちを勇気を出して表に出すことが課題です。


言わないのと、言えないのでは全然違います。


バックグラウンドには、伝えたことで、どう思われる評価を気にする場合と、怒られるのではないか、怒鳴られるのではないかと恐れが隠れている場合など、現世でのトラウマや過去世から引きずっている心の傷の場合があります。


・ 自分が我慢すれば上手くいくと考える。対等な関係性を作ろうとしていない。


我慢しがちな日本人に多いと思いますが、慎ましいようで、一番楽な道を選択しています。


なぜならば、好ましくない状態にもかかわらず、現状維持に努めており、自分のために状況を改善させる行動を何もしていません。


医者が苦しんでいる人に何も手当てをしていないのと同じです。


そんな医者をあなたはどう思いますか?


関係性が崩れること、傷つくことへの恐れがそうさせてしまいがちです。我慢してまで続ける価値のあることなのか、心に問いかけてみてください。その我慢を誉めてくれる人は、誰もいないと思いますよ。


堪え忍ぶことからの脱却が課題です。


書いていて昔の自分のことかと思ってしまうものもありますが、心の癖は、千差万別。皆さんにも色々な心の癖があると思いますが、それがあるのが悪いわけではありません。


しかし、現実を歪めて解釈し現状を見ようとしないことは、誉められることではありません。


現実を直視することは、辛いことに直面することになるかもしれません。


でも、苦しい想いをしているがこそ、自分が幸せな状態がどういう状況なのかを見つめ直し、苦境を放置しないで欲しいです。


苦しく悲しい日々の中、堪え忍び相手を愛するって…どM過ぎ!それに、その考え古いです!


もっともっと、自分の気持ちを大切にして、お互い幸せでWin-Winの関係性を貪欲に求めてくださいね。

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